小唄婦人@新宿マローネ
雨の中,マローネへ。ここでのライブは5年ぶりだという柴草玲さん。マローネの壁に貼られている写真の中には当時の玲さんの姿もあるらしい。大橋勇さんとのデュオで。
◆柴草玲(Vo,Pf) 大橋勇(Gt)
○1st
大橋さんのインスト曲からスタート。"久しぶりだけどステージに上がったら全然違和感なかった"という玲さん。「微粒子」の後で「ファックス」の続編で作ったという「ファックス2」をちょっぴり。今回はネエサンへの語りなしの「オキナワソバヤのネエサンへ」に続いて新作の小唄2つ。
「智子のメール」は迷惑メールの文面をそのまま小唄に。”ブログの日記だって普段使わないアドレスとかででもコメントくれればそれだけで良いんです!それだけで…無理なら無理と伝えてくれるだけでもいいんです。"ってそのメールはうちでも見かけたような。続編も予定だとか。
「ソング オブ ヘリコプター」はうるさいヘリコプターへの抗議のラップ小唄。ギターでヘリコプターの音を入れる大橋さん。
小唄の後のラストは「遺伝子」。大橋さんのギターとの絡みがいい。
- 4420 (Inst.)
- アクアリウム
- 微粒子
- オキナワソバヤのネエサンへ
- 智子のメール
- ソング オブ ヘリコプター
- 遺伝子
○2nd
2ndもインストから。大橋さんは「恋の予感」のつもりだったけど聞き間違えで「恋の旅館」になったそうで。その後で玲さんが昔作ったインストをちよっぴりということで大橋さんに譜面をわたしてちょこっと演奏。タイトルは「LIFE」。"キーボーディストだから難しいコード使わねばという気負いがあって"と玲さんのコメント。演歌テイストの「どっちがしょぼいかな?」で"大橋君にこんなの弾かせちゃってごめん"に対して"こういうの結構好きだから"と返す大橋さん。「誰だっけ?」のオチで笑ってました。
シリアス小唄 「哀れ蚊」から「前山にて」のゆったりした流れで2nd終了。
アンコールは小唄といえばかかせないこの曲「ゴルゴ13の唄」を。
佐藤良成バンド,Quinka with a Yawn@Bobtail
久々の良成バンドを見にBobtailへ。開演の20時には間に合わずに途中から。
○佐藤良成バンド
4人そろったフル編成の良成バンド。良成くんの朴訥な雰囲気の歌声でゆったり。良成くんがハンバートのワンマンライブの告知をしたら"今日チケット買うといい番号ですか?"とかカウンター席からゆうほさんがツッコミしたり。良成バンドで12月にツアーするそうです。
- おかえりさい
- それはスポットライトではない
- tell me on the mountain
- ソーホーの雨の夜
○Quinka with a Yawn
サンプラーで小物の音を取り込んでバックサウンドを流してピアノでうたう。汽車のおもちゃを使ったのが見た目にもおもしろかった。
新しいアルバムが出るということで収録される曲を中心に。
第3回 常林寺夕涼み祭り
Shima&Shikou Duo,hitme&miggy@Bobtail
ピアノと管楽器のデュオ2組のBobtail。
○Shima&Shikou Duo
トランペットの島裕介さんとピアノの伊藤志宏さんのデュオ。新曲が2曲お披露目されました。1つめは「男はブラック」。島さんが最近コーヒーはブラックがお気に入りというでこんなタイトルになったみたい。ちょっと笑えるタイトルだけど渋くてカッコいい曲。もう一つの「ラルゴ」はタイトルどおりのスローバラード。
パットメセニーの「better days ahead」のカバーもやったんだけどこれがいい感じ。
○hitme&miggy
サックス,フルート,ピアニカのhitmeさん,ピアノのmiggyさん。こちらもhitmeさん,miggyさんそれぞれの新曲が2つ。「空のはじまり」はソラシで始まるからとhitmeさんが説明。きれいなメロディーの曲。ラストの「南風」のときに客席で5拍子のリズムにあわせてタダモノではない手拍子いれてる人がいると思ったら後ろのソファーにsaigenjiさんが。
ということで最後はShma&Shikou,hitme&miggy with saigenjiの豪華メンバーでのセッションタイム。「Autumn Leaves」,「One note sumba」なんかを30分くらい。志宏さん,miggyさんの連弾に島さん,hitmeさんのホーンセクション,saigenjiのvoiceで大盛り上がり。
御中元おご馳走さまツアー@仙台LIVE HOUSE enn
ヨエコさんのワンマンツアー,平日のO-Westは無理そうなので初日の仙台へ。
横長のハコで前の方に椅子4列くらい,あとはスタンディングスペースで適度な広さ。100人くらいは入ってたかと。
入場後に早速御中元返しの手ぬぐいをゲット。引き換えにつかった帯には倉橋ハンコが押されてた。
ツアーTシャツは初日には間に合わなかったようでごめんなさいということで完成次第オフィシャルサイトのおかいものコーナーで取り扱いとのこと。
おなじみ眼鏡コンビの2人とのトリオバンドをメインに弾き語り,古城さんがギター,いっきゅうさんがパーカッションでのアコーステックセットとワンマンということもあっていろんな編成で。「夏」〜「ラジオ」までとアンコールその2は弾き語り。「部屋と幻」はヨエコさん,いっきゅうさんのデュオ,「屋上にて」,「朝焼け」はアコースティックセット。
いっきゅうさんとの「部屋と幻」,アコーステックセットでの「朝焼け」なんかが新アレンジでいい感じ。「追跡」は伊集加代さんパートを古城さんのスキャットで。「東京」でも「御中元」バージョンじゃなくて普段のライブに近いアレンジだったけど古城さんボーカルをたっぷり。「金魚想う」もあわせて古城さんの声がたっぷりと。御中元ツアーは古城さんの歌声にも注目!
そして今回はツアーのために作ってきたという新曲が3曲。「損と嘘」は"あの子のために損と嘘はわたしが全部引き受けます"という内容で「あの子のあなた」は電話でのやりとりふくんだちょっと前向きな感じの歌詞。「白の世界」は「夏」と対をなすような冬の歌。今のところ新曲では「白の世界」がお気に入りかなあ。
アンコールで再登場してお辞儀したときに鍵盤に頭ぶつけて音出したヨエコさん。"マイクにぶつけないように気をつけたのに"と本日のおそそうに対してのコメント。古城さん,いっきゅうさんも呼んでの「はないちもんめ」,2度目のアンコールでは弾き語りで「楯」と「梅雨色小唄」で余韻を残して終了。「梅雨色小唄」はやっぱりいいね。
終了後はヨエコさんともどもmegane wrenchのCDも物販で売ってたんだけど売り子の古城さんにドラム片づけてたいっきゅうさんが"もっと声大きく!!"とかつっこんでたのが面白かったり。
写真は御中元返しの手拭い。CD持ってる人は帯を忘れずに!!
◆倉橋ヨエコ(Vo,Key),古城康行(Bass,Gt,Chorus),一ノ瀬久(Drums,Perc)
- 夏
- 聴こえたから
- 夜な夜な夜な
- 白い旗
- ラジオ
- 部屋と幻
- 追跡
- 金魚想う
- 東京
- 損と嘘 (新曲)
- あの子のあなた (新曲)
- 屋上にて
- 朝焼け
- 恋の大捜査
- 石鹸ガール
- 白の世界 (新曲)
- 卵とじ
- 春の歌
<アンコール>
- はないちもんめ
<アンコール2>
- 楯
- 梅雨色小唄
ハンバートの小忘年会@ラ・カーニャ
ここ数年大晦日のLiveを続けているハンバートハンバート。今年はいつものStar Pine's Cafeのイベントは無いけれどラ・カーニャで加川良さんのジョイント年越しLive。第1部の『ハンバートの小忘年会』を観にいく。大晦日のラ・カーニャはステージの位置がいつもと違って横側になってたので客席とステージがかなり近くに。
まずはハンバートの2人が登場。遊穂さんのハーモニカ,良成くんのギターと2人の歌という一番シンプルな編成で。「アメリカの恋人」から始まって"大晦日にきてくれた皆さんのために新曲を"と初披露の「りんご」を。ハンバートらしいゆったりめの曲。
ここでいったんゲストの加川良さんのコーナー。"ハンバート観にきた人ごめんなさい,僕も2人の歌聴きたいのでとっとと終わらせます"と始める。独特の歌い方が印象的な人。ギターの弾き語りで3曲ほど歌ったところで加川さんはいったんお休みしてハンバートの2人が再登場。
鶴川座のLiveの時に初めて聴いた「怪物」をまた聴けた。この曲好きなんだよね。良成くんが"ちょっと予定にない曲をやりたいので考えてる間なにかしゃべってて"と遊穂さんに。話を振られた遊穂さん,キリンの心臓のお話を。決まった曲は西岡恭蔵さんの「ぷかぷか」。たばこをぷかぷか吸ってる歌だけど2人ともたばこは吸わないということで。ラ・カーニャのマスターからのリクエストで「火吹き竹」を歌ったところで加川さんが再びステージへ。ハンバートの2人とのセッション。
3人でそれぞれの曲を1曲ずつ。加川さんとハンバートの2人の声がいい感じに合う。加川さんとのセッションの後の「Farewell Song」とアンコールの「明日の朝には」で第一部はおしまい。年越し前にゆったりといい感じで。
23時からの第二部(こっちは加川良さんがメインでハンバートがゲスト)もあるんだけど素のカウントダウンを観るために横浜へ向かう。
○ハンバートハンバート ゲスト:加川良
- アメリカの恋人
- GONE
- りんご
- 天井
- 窓
- 怪物
- ぷかぷか (西岡恭蔵)
- 夕焼け
- 火吹き竹 (高田渡)
- 一時間
- ? (加川良)
- Farewell Song
- 明日の朝には <アンコール>
歌姫達の宴@BIG MOUTH
BIG MOUTHの恒例忘年会Live。女性メインの日だけど途中男性ボーカルコーナーを挟んで今年は全17組+αの出演。そのうち聴いたのは下記の皆様。
赤い実 / saki / Taako / もんち (from 進化論) / 愛子 / 渋沢力也 / ふな虫 / コトノハ / 千春 / 川上彬子 / hirokophone / mike / 笹生実久 /鹿嶋敏行
今年もトリは鹿嶋敏行さん。最後に歌った「満月の夕」のカバーが素敵。
1部というか本来のプログラムが終了したのもすでに23時半頃だったけれど深夜の2部,3部がはじまって全部終わったのは結局朝の4時過ぎ。
なんだかすっかり今年も終わりな雰囲気だったけどまだあと一日あります。